平成29年6月21日(水)に佐久南倫理法人会の経営者モーニングセミナーの講演を行いました。

講演テーマは「素直な心と学ぶ心~リーダー必須の心得~」として、経営者や管理者のリーダーに必要な心得をメインにお話しさせていただきました。
リーダーには、人間力を磨くことを常に意識していくことが必要です。自分が変わらなければ、社員を変えることはできないのです。
素直な心と学ぶ心をいかに育てていくことが大事です。そのポイントをまとめた講演会配布資料が、次に示した内容です。

ご参考にしていただければと思います。



佐久南倫理法人会経営者モーニングセミナー

                           講話者  加藤 吉紀


テーマ「素直な心と学ぶ心~リーダー必須の心得~」


1. 私の夢(会社員を卒業してから真剣に追い求めているもの)

経営と人事労務のコンサルタントとして、会社で働く人を勇気づけ、元気づけること

努力していること→活学実践(学んだこと、気づいたことを実践に活かすこと)

メモすること。読んだ本は必ず、ノートに要点をまとめる。

 

2. 私の人生観に影響を与えた人物

二宮尊徳、渋沢栄一、松下幸之助、稲盛和夫、丸山敏雄

 

3.  充実した人生を目指す誰もが磨きたい「人間力」とは

  →器量、志、人間性、実務能力、行動力が備わったもの

  →考え方×熱意×能力=人生・仕事の結果(稲盛和夫)

 

4.  素直な心で人間は成長する

①自信、②信頼、③感謝の3つを意識するだけでいい

⇒自信を持つ。信頼する。感謝する習慣をつくる。失敗苦難、妬み、私欲などのマイナス思考に対しては、そのまま受け入れ、現れるもう一人の賢明な自分と対話する。自己観照

素直な心がもてると→正直、利他、謙虚、誠実、真摯 無心無欲、気づき、実践、変革、責任、強く願うこと、待つことを知る、傾聴、褒める、承認、人・モノを大切にする、出会いを大切にする、寛容(優しさ、思いやり)、明朗、愛和、喜働、情熱、笑顔、前向き、協調、冷静、平常心、情熱、道理を知る(本質が見える)、臨機応変、自由自在、決断、向上心、想像力、努力、もったいないという気持ち

 

5.  学ぶ心 から気づき、自分を変える(変革する)

①すべての人・物・事が師 ②受け身ではなく主体的に ③学び得たものは実践する。

夢を持ち強く願う。出会い(人と本)を大切にする。気づいたらすぐ実践する。

「学ぶ心さえあれば、万物すべてこれわが師である。語らぬ石、流れる雲、つまりはこの広い宇宙、この人間の長い歴史、どんなに小さいことにでも、宇宙の摂理、自然の理法がひそかに脈づいているのである。そしてまた、人間の尊い知恵と体験がにじんでいるのである。これらすべてに学びたい。」(松下幸之助)

  (ここまでのまとめ)

6.  素直な心と学ぶ心で人間力を磨くことができる

心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば人生が変わる。

自信、信頼、感謝の習慣を作る。学んだことは実践して活かす。

①笑顔で明るい大きな声で挨拶する習慣 ②感謝する言葉をつぶやく習慣(「ありがとう、感謝します。ついている」歩きながら明るく元気につぶやく)③学んだことはメモとし何度でも読み返し自分のものにする。

 

7. 経営者や管理者(リーダー)に求められるもの→社員を大切にする経営に徹すること

人間力を高める。自分の哲学(人生観・理念・価値観)をもつ。常に学び実践する。気づき変革する。自分の想い(哲学)を分かりやすく何度でも伝える。利他の精神を育む。言行一致。

自分と同じ価値観を持ち、仕事に懸命に取り組む社員を育てる。(自分の後継者を育てる)

2・6・2の原則をよく理解しておく。

 

8. 企業が永続発展できる企業組織文化の形成

    経営者の資質以上に会社は伸びない。

目標管理により経営者と社員が同一の危機感を持つこと。経営者と社員の価値観の共有。社員が自信をもち互いに信頼し・感謝する気持ちをもつ。社員が成長意欲をもてるようにする(教育研修・成功体験)。→人間力を高める。自分の哲学(人生観・仕事観・価値観)をもつ。常に学び実践する。気づき変革する。こういう人材を一人でも多く育成する。



(ご参考)

 

二宮尊徳の教え→至誠 勤労 分度 推譲 積小為大 一円融合

①真の学問とは、小欲を大欲に変えるための手段。小欲とは己のみの欲求を満たすことであり、大欲とは人間そのものの幸福を満たすことである。

②世の中は、知恵があっても学があっても、至誠と実行がなければ、事は成らない。

③世間の人は、とかく小事を嫌って大事を望むけれども、本来、大は小を積んだものである。だから、小を積んで大をなすほかに方法はない。

④一人の人間は、宇宙にあっては限りなく小さいが、その誠意は天地をも動かすことができる。

⑤道徳を忘れた経済は罪悪である。経済を忘れた道徳は寝言である。

⑥親の養育を受けたことに報いるために子供を養育し、先生から教えを受けたことに報いるために子弟を教え、人の世話を受けたことに報いるために人の世話をする。これが人道である。

 

人間として正しいことを正しいままに貫く (稲盛和夫)

人間として何が正しいかという判断基準は、人間が本来持つ良心に基づいた、最も基本的な倫理観や道徳観です。「欲張るな」「騙してはいけない」「嘘を言うな」「正直であれ」など、誰もが子供の頃に両親や先生から教えられ、よく知っている、人間として当然守るべき、単純でプリミティブな教えです。日常の判断や行動においては、こうした教えに基づき、自分にとって都合がよいかどうかではなく、「人間にとって普遍的に正しいことは何か」ということから判断していかなければなりません。

 

参考図書 教養として知っておきたい二宮尊徳(松沢成文)素直な心になるために(松下幸之助)

成功の要諦・生き方・働き方・考え方(稲盛和夫)

未来を切り拓く君たちへ・人間力を磨く・人生で起こることすべてよきこと(田坂広志)

倫理経営のすすめ(丸山敏秋)自分経営の心得(丸山敏雄)